会社で支給されたM1 macでAzure VPN Clientを使用し、VPNに接続しようとしたものの、まったくつながらずに2日を溶かしてしまった。
症状としては、Azure VPN Client自体は起動でき、接続情報のインポートもできる。
さらに「診断」ボタンを押してもこれといったエラーはなく、「接続」ボタンも押下できるが、押下しても接続はされない。
接続ボタンを押下した初回には、macに対してVPNを追加する許可を求めるダイアログが出て、VPN設定の追加もされる。
接続ボタンを押下すると、ステータスログには正常っぽいログが出力されるが、VPNには接続できない状態になっている。というもの。
加えて、macのネットワーク設定画面から先ほど追加されたVPNをONにしようとしても、スイッチを有効な状態にすることができない状態になっていた。
2日を溶かした結果、Azure VPN Clientの情報からRosettaを使うように設定し、Rosettaをインストールすることで、VPNに接続できるようになった。
通常、この手のRosetta必須のアプリは最初からRosettaを使うように設定されていて、起動時にRosettaの導入を促されると思っていたので、まさかこんな所に問題があるとは思いもしなかった。
備忘録として、同じ症状の人が居たら役立ててもらいたいです。