テオ・ヤンセン展に行ってきました。

テオ・ヤンセン展のビースト

機会があり、千葉県立美術館で行われている「テオ・ヤンセン展」に行ってきました。

テオ・ヤンセンとその作品については今更何か書く必要のあるものではありませんが、その「からくり」感はモノづくりに携わる仕事をしている身としてはワクワクするものがあり、今までおもちゃで見たり触ったりしたものはあったものの、実物に触れたことが無かったので、実際に見に行けたのはとても良い経験になりました。

テオ・ヤンセン展の様子

会場には実際に手で押して動かしながら、その構造の緻密さを体験できるコーナーや、子供向けにオモチャのビーストが置かれているコーナーなど、よく工夫された展示になっていると思いました。

間近でさまざまなビーストを見ることができる

その外、制作に用いられた道具やスケッチを見ることもでき、「美術館でやる展示」としての勘所は押さえながらも、コンパクトにまとまった展示になっていたと感じます。

制作に使われた道具
ビーストたちのアイディアをスケッチしたもの

会場内は動画/写真の撮影OKで、一日に何度か、異なる種類のビーストを実際に動かしてくれる時間も設けられており、私が訪れた時間は一番大きなビーストをその構造の解説と共に動かしてくれるタイミングで、とても楽しむことができました。

千葉近郊にお住まいの方は、ぜひ訪れてみると良いと思います。